鰤の竜田揚げ 梅麩添え
2012.01.30 (Mon)

・鰤の竜田揚げ 梅麩添え
・隠元 胡麻ゆかり和え
・五菜ひじき煮
・しらすと浅葱入り卵焼き
・絹さや塩茹で&人参甘煮
・お多福豆
・刻み柴漬、プチトマト など
1月は本当にあっという間に過ぎるもの…明後日から2月に入り、節分や立春を
迎えます。
ここのところ東京も最低気温が氷点下になる厳しい寒さ!昨日はダウンコートを
着ていても震えるような寒さで、(ピェ~ッ!何なのよ、この風の冷たさは~!)と
心の中で叫びつつ、身を屈めて歩いておりました。
それに加え義母の家は昔ながらの木造家屋なので、空気がキーンと冷えている
感じで…義母の部屋には暖房を入れているので快適な温度が保たれていますが、
それ以外の部屋や台所や廊下では吐く息が真っ白になるんですよ~(笑)
数日前には気象予報士の方が
『この寒さも、立春前後から少しずつ緩んでくるのでは…』
と言ったので少しホッとしたのですが、今朝ラジオを聴いていたら、
『今週は更に強い寒波が来るので、木曜辺りが寒さの底になるでしょう』
ですって!まだ暫く寒さとの闘いは続きそう!
インフルエンザも各地で猛威を揮っています。皆様、どうぞご自愛下さいね。
今日の主菜は鰤の揚げ物です。
鰤は皮と骨を丁寧に取り除き、食べやすい大きさに切り分けます。
同量の醤油・酒・味醂を合わせたタレに生姜の搾り汁を加えて、切り分けた鰤を
漬け込んでおきます。
軽く水気を拭い、同量の片栗粉と上新粉を合わせた衣をギュッと握るようにして
塗します。
熱した油でカラッと揚げれば出来上がりです。

しっかりと味の染みた竜田揚げ…ご飯が進むおかずですよね。
彩りには、素揚げして軽く塩を振った梅麩を添えました。
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真鱈の香草風味パン粉焼き
2012.01.23 (Mon)

・真鱈の香草風味パン粉焼き
・アスパラガス 辛子酢味噌和え
・牛蒡と人参のきんぴら
・卵焼き
・絹さやと人参 塩茹で
・山椒昆布
・刻み高菜漬、プチトマト など
先週の金曜日に東京では初雪が降り、そのまま週末は雨空続き…
昨年末から空気の乾燥が続いていたので、ホッとなさった方も多いでしょう。
喉の為、お肌の為、火災やインフルエンザの予防に、お湿りは必要ですものね。
さて…昨日は『カレーライスの日』でした。皆様ご存知でいらっしゃいましたか?
1982年(昭和57年)1月22日、この日の給食をカレーライスにしようと全国学校栄養士
協議会が決め、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出されたことがきっかけなの
だそうです。
私は昭和38年生まれなので、給食に『ご飯』が出なかった世代です。週5回の給食
のうち、主食はパンが4回でソフト麺が1回…毎月の献立に必ずカレーはあったので
すが、パンで食べるカレーシチューかソフト麺で食べるカレーうどん…といった具合で、
辛さは抑え気味でした。
今では勿論『カレーライス』として、しかも香辛料を豊富に使ったスパイシーな物を
出す学校も多いようですね。子供達は『辛い!』と言いながらも、喜んで完食する
のだとか。
そうそう、行きつけのお寿司屋さんの大将と、カレーの話になったことがあります。
料理のプロだから、きっと本格的な物を作って食べているのだろうなぁ~と思って
お家のカレーはどんな感じなんですか?と質問した私に、
『それがねぇ、カレーに関しては意外とオコチャマなんだよねぇ。
未だに甘口のルゥだし、じゃがいもが煮崩れた感じが大好きなんですよ~』
と照れながら答えた大将…
いかにも寿司職人!という凛々しい姿とのギャップに、ビックリでした!(笑)
今日は真鱈の焼き物を主菜にしました。
真鱈は丁寧に骨を取り除き、ハーブソルトを両面に振って味をよく馴染ませます。
(私はハウス食品の『香りソルト イタリアンハーブミックス』を使っています)
全体に薄く小麦粉を塗して卵にくぐらせ、刻んだパセリとスイートバジルを加えた
パン粉を塗します。
(ここまで前夜に済ませておくと、パン粉が馴染んで綺麗に仕上がります)
少し多めの油を熱したフライパンで両面をこんがり焼き上げ、キッチンペーパーの
上に置いて余分な油を吸わせます。
ドライハーブを混ぜたケチャップを仕上げに塗れば、出来上がりです。

今は一年中売られている真鱈ですが、やはりこの時期が本当に美味しい!
身が淡白な分、色々な味付けで楽しめます。
肉団子のハニーチャップ風味
2012.01.16 (Mon)

・肉団子のハニーチャップ風味
・ほうれん草 なめ茸和え
・鳴門金時の柚子茶グラッセ
・桜海老と浅葱入り卵焼き
・絹さや塩茹で&人参甘煮
・浅蜊の佃煮
・刻みすぐき漬、プチトマト など
先週の『成人の日』、思わず耳を傾けてしまうようなテーマでメールを募集した
番組がありました。
そのテーマとは
【あなたが考える大人と子供の境界線とは、何ですか?】
つまり、どんな時に(或いはどんな事で)自分が大人になったなぁ…と感じたか?
というもので、実に様々な答えがリスナーから寄せられて面白かったんですよ。
例えば、お年玉を貰う立場から渡す立場になった時…就寝時間を自分で決められ
るようになった時…財布の中を気にせず好きな物を好きなだけ買えた時…親から
自分専用の印鑑を渡され、責任を持たされた時…
どの答えも『あるある~♪』と頷きながら聴いていましたが、特に『私も!』と大きく
頷いたのは次のような答えでした。
【渋味や苦味、特徴のある匂いや食感を、美味しい!と感じられた時】
これって、皆様にも結構当てはまるのではないでしょうか?
子供の頃、栄養があるから…とか、身体にいいから…という理由で食べさせられ
てもそれほど美味しいと思わなかったのに、今では大好きになった物ってありま
すよね~。
椎茸の煮物を噛んだ時にジュワッと染み出す出汁、菜の花や春菊のほろ苦さ…
そして秋刀魚の内臓や、たたみいわし、しらす干し、塩辛…等々。
そうそう、タモリさんも以前、何かの番組でこんなことを言っていましたっけ。
『蕗の煮物を旨い!と感じた時、自分も大人になったなぁ~と思いました』
確かに、これも『あるある~♪』のひとつですね!(笑)
今日の主菜は肉団子です。
いつものように、刻んだ生の玉葱と椎茸をたっぷりと練り込んだハンバーグ種を
取り分け丸め、茹でてから冷凍保存しておきました。
肉団子は前夜のうちに冷蔵庫へ下ろして自然解凍し、朝、軽くレンジで温めます。
ケチャップ・醤油・酒を各大匙1に蜂蜜小匙1、片栗粉少々の割合で作ったタレを
鍋に入れて、熱くなったら肉団子を加えます。
鍋を揺すりながら煮詰め、タレを全体によく絡めれば出来上がりです。
彩りにドライパセリを振りました。

ほんのり甘いハニーチャップ風味で♪
野菜をたっぷり入れた自家製の肉団子は柔らかく義母にも食べ易いので、色々な
味付けで登場させています。
牛肉隠元巻の中華風味焼き
2012.01.09 (Mon)

・牛肉隠元巻の中華風味焼き
・菜の花 胡麻和え
・加賀蓮根のきんぴら
・卵焼き
・絹さやと人参 塩茹で
・生姜昆布
・晩菊漬、プチトマト など
東京は朝から穏やかな晴天となりました。
今日は『成人の日』ですね。新成人の皆様、おめでとうございます。
夢や希望に向かって、一歩ずつ、着実に歩まれますように…
年明けに乗ったタクシーの運転手さんと、子供時代のお正月の話になりました。
殆どの店が正月休みの中、本屋さんや玩具屋さん、文房具屋さんや駄菓子屋さんは
開いていたので、お年玉の一部を握りしめて駆けつけたこと…
澄んだ空気の中で、女の子達が遊ぶ羽根撞きのカーン♪カーン♪という音が響いて
いたこと…
子供向け雑誌の『新春特大号』の付録に夢中になって、何時間も遊んだこと…
年下の子に双六やカルタで負けると、真剣に悔しがったこと…
始業式が近づいてから、宿題の書き初めを慌ててやったこと…
運転手さんが私より少し年上なぐらいだったので、『まさしく、その通りです!』と一致
する点が多くて、目的地に着くまで大盛り上がりになりました。
ご馳走があって、久しぶりに会う親戚が沢山いて…大人になると年末年始は様々な
支度に追われてしまいますが、子供の頃の『お正月』は本当にワクワクする特別な
数日間だったような気がします…(笑)
今日は牛肉の巻き巻き系を主菜にしました。
牛薄切り肉は広げて軽く塩胡椒し、サッと茹でて冷ました隠元数本を置き、端から
クルクルと巻きます。
全体に薄く小麦粉を塗してから、油少々を熱したフライパンで転がしながら焼いて
いきます。
酒少々を振りかけて蒸し焼きにし、フライパンの中を綺麗に拭き取ってオイスター
ソースと醤油を各大匙1、酒大匙2、蜂蜜小匙2、片栗粉少々を混ぜたタレを回し
かけます。
フライパンを揺すりながら煮詰め、タレを全体によく絡めれば出来上がりです。

今日はオイスターソースを使って、中華風味の主菜に…
菜の花が出回り始めました。ちょっとだけ春を先取り…独特のほろ苦さは、主人の
大好物でもあります。
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