生姜たっぷり 牛肉の時雨煮
2010.01.25 (Mon)

・生姜たっぷり 牛肉の時雨煮
・隠元 胡麻和え
・車海老と椎茸の香草風味マリネ
・ちりめん山椒入り卵焼き
・絹さや塩茹で&人参甘煮
・お多福豆
・刻み胡瓜漬、プチトマト など
バンクーバーオリンピックの開幕まで、3週間を切りました!
冬季のオリンピックは雪や氷の上で競技が繰り広げられるせいでしょうか、
ハードな中にも、何処か『ロマン』を感じられる気がします。
日本で開催された冬季のオリンピックと言えば、札幌と長野…
その札幌で活躍し今も強く印象に残っているのが、フィギュアスケート選手
だったジャネット・リンさんです。
18歳で出場した彼女は、フリー演技のスピンで転倒し尻もちをつく大きな
失敗をしたものの、最後まで輝くような笑顔で演技を続けて…
結果は3位の銅メダルでしたが、その愛くるしさは会場にいた観客だけで
なく全世界から絶賛され、『札幌の恋人』『銀盤の妖精』と呼ばれたほど
でした。
決して華美でないサラサラしたショートヘアーや単色のシンプルな衣装が、
より彼女の笑顔を際立たせていたことも、鮮明に記憶しています。
今度のオリンピックでは、日本人選手達の活躍が大いに期待されますね。
彼女と同じぐらい観客を惹きつける力や印象に残る演技が発揮されるよう、
テレビの前で私も応援したいと思っています。
今日は牛肉の時雨煮を主菜にしました。
牛薄切り肉400~500gをサッと焼いて熱湯に通し、アク取りをします。
日本酒と水(ミネラルウォーター)を350ccずつ合わせて煮立て、醤油大匙4
と砂糖大匙2、たっぷりの千切り生姜と生姜の搾り汁を加えます。
(千切り生姜は最後の仕上げにも追加するので、その分を取っておきます)
煮汁に牛肉を入れてアク取りシートを被せ、途中で数回替えながら弱火で
コトコト煮ていきます。
煮汁が少なくなってきたら味を見て醤油と砂糖各大匙1ほどを足し、更に
残りの千切り生姜を加えて、煮上げれば完成です。

我が家の時雨煮は、たっぷりの生姜を『千切りと搾り汁』でダブル使い!
最初に焼いて下茹でしたり、アク取りシートを何回も取り換えて煮るのは、
仕上がりを綺麗にして日保ちさせる為のひと手間です。
佃煮ほどは味を濃くしていないので、そのままおかずの一品として食べる
以外に、麺や丼の具としても活躍しています。

知人から届いた美味しい里芋を、シンプルに蒸して…
寒い冬…蒸篭から上がる湯気は、本当に心が和みますね。
実はこの蒸篭、亡き父がプレゼントしてくれた物なんですよ。
もう1段ありサイズも使い勝手も良いので、20年以上経った今も野菜や
点心を蒸し上げるのに、とても重宝しています。
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かじき鮪の香り味噌風味焼き
2010.01.18 (Mon)

・かじき鮪の香り味噌風味焼き
・ほうれん草 磯辺和え
・切干大根の煮物
・卵焼き
・絹さやと人参 塩茹で
・野菜昆布
・赤かぶら漬、プチトマト など
新年を迎えてから、瞬く間に半月が過ぎました。
まだまだ厳しい寒さが続くものの、昼間の長さが少しずつ長くなっていく
のは嬉しいですね。
1月を雅語で表すと『睦月』となりますが、これは、正月に大勢の人達が
睦ぶ(むつぶ=仲間同士で、分け隔てなく仲良くする)という意味から来て
いるのだそうです。
幼い頃のお正月の思い出…両親と共にまず父方の親戚に挨拶回りを済ませ、
最後は母の実家へ行って、一晩お泊りするのが習慣でした。
私は一人っ子だったので、従姉(度々ブログに登場しています)と会えたり、
大伯母・祖母・伯父・伯母や両親も交えて『百人一首』や『トランプ』で
遅くまで賑やかに遊べることが、とても楽しみだったのです。
従姉や私の『もう1回やりたいよ~♪♪』のリクエストに応え、大人達は
よく何度も付き合って遊んでくれましたっけ…
『もう子供は寝なさい』と布団に入れられても、廊下を挟んだ茶の間から
聞こえてくる大人達の話し声に暫く寝つけず、お正月の嬉しさを噛み締め
ながらようやく心地良い眠りに落ちた、幼いあの頃。
ひとつの遊びを三世代で何時間も楽しんで…まさに『睦ぶお正月』だった
のでしょうね。大切にとっておきたい、懐かしい思い出です。
今日の主菜は、かじき鮪の焼き物です。
生姜と葱を加えた味噌を塗り、香ばしく焼き上げました。
かじき鮪は食べ易い大きさに切り分け、醤油・酒・味醂を同量ずつ混ぜた
タレに浸して、軽く下味を付けます。
西京味噌大匙1・味醂小匙1・生姜と長葱の微塵切り適量ずつを合わせて
よく練り、香り味噌を作っておきます。
かじき鮪の両面をグリルで丁寧に焼いて、仕上げに香り味噌を片面に塗り、
少し焼き色が付くぐらいまで炙れば、出来上がり!
彩りに、浅葱と金胡麻を散らしました。

身体を温める効能がある生姜や長葱は、寒いこの時期、積極的に摂りたい
食材ですね。
炙った香り味噌の風味で冷めても戴きやすいので、魚に塗る以外に鶏肉や
豚肉でアレンジするのもお薦めです。
豚肉の金胡麻&大葉巻き揚げ
2010.01.11 (Mon)

・豚肉の金胡麻&大葉巻き揚げ
・アスパラガス 辛子酢味噌和え
・南瓜の煮物
・蟹と三つ葉入り卵焼き
・絹さや塩茹で&人参甘煮
・うぐいす豆
・刻み柴漬、プチトマト など
松も明けて通常モードに戻りましたので、今日からお弁当のアップを再開
したいと思います。皆様、宜しくお付き合い下さいませ。
今日は『成人の日』ですね。新成人の皆様、おめでとうございます。
既に社会人としてお勤めしている方も、まだ学生でいる方も、それぞれに
未来への夢をお持ちのことでしょう。
どうぞ、その夢に向かっての着実な一歩を踏み出されますように…
さてさて、今日は夢繋がりで『福袋』の話題を。
年末年始、新聞にはデパートの折り込みチラシが沢山入って来ましたね。
どのデパートも、特に目立っていたのは『福袋』の紹介です。
紳士・婦人・子供用雑貨や衣料品、化粧品、食料品詰め合わせ等、様々な
値段で取り揃えられた中に、私が「わぁ~♪これは夢があっていいな~♪」
と思った福袋が、幾つかありました。
例えば…
『小出監督の指導を受けて、ランニングを上達させよう』
『○○線△△駅の1日駅長を体験しよう』
『寅年にホワイトタイガーの飼育体験をしよう』
『デパートのインフォメーションガールを体験しよう』
『家族で夜の水族館探検ツアーに出掛けよう』
デパートによっては、『福袋』ではなく『夢袋』と表記していたところもあり、
勿論、用意された数は限定○名様…と少ないものでした。
商品が詰められた福袋は開ける時のドキドキ・ワクワク感を楽しめるもの
ですが、こんな風に貴重な体験が思い出として残る福袋というのも、また
素敵ですよね。私も『1日駅長』をやってみたかったなぁ…(笑)
今日は豚肉の揚げ物が主菜です。金胡麻と大葉の風味を利かせた巻き
揚げにしました。
豚薄切り肉は2~3枚を少し重なるように並べて塩胡椒し、金胡麻を振り
かけて多めに大葉を敷き詰め、端からクルクルと巻きます。
金胡麻は指で捻るようにしながら振ると、香りが立って美味しく仕上がり
ます。大葉は1つのロールに対して7~8枚使いましたが、お好みの量で
どうぞ。
醤油・酒・味醂各大匙1を合わせたタレに浸して下味を付け、水気を拭い、
全体に薄く小麦粉を塗します。
天ぷら衣にくぐらせ、熱した油でカラッと揚げて食べやすい長さに切れば
出来上がりです。

金胡麻の香ばしさと、大葉の爽やかな風味を巻き込みました。
しゃぶしゃぶ用の豚肉を使っているので、義母でも食べ易い柔らかさです。
今回は天ぷら衣にくぐらせ揚げましたが、下味を付けて片栗粉+上新粉
の衣を塗して揚げる竜田揚げにしても…

今、我が家では桜の花が満開!
実は昨年の末に、主人の知人が山形から送ってくれた『啓翁桜』という品種
なんですよ。
秋の訪れが早い山形の気候条件を上手く利用した促成栽培で冬期開花が
可能となり、お正月の飾り花として人気があるのだそうです。
蕾の状態の枝が沢山入った箱で戴いたので、暮れにお寺へ墓参りへ行った
時に、ご住職の奥様にも『よろしければお供え下さい…』と何本か差し上げて
来ました。
今頃、ご本堂の片隅も『サクラサク』な風景になっていることでしょう。
☆~謹賀新年~☆
2010.01.01 (Fri)
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